商社
商社(しょうしゃ)とは、輸出入貿易ならびに国内における物資の販売を業務の中心にした、商業を営む業態の会社である。幅広い商品・サービスを取り扱う総合商社と特定の分野に特化した専門商社に区分される。広義の卸売業である。特に総合商社は日本特有の形態とされる。商事会社のことを指す場合もある。
商社の主な機能として、大きく分けて流通・金融・情報の3つが挙げられる。それぞれの具体的な業務内容は下記の通り。ただし、全ての商社がこれらの業務全てを行っているわけではなく、規模や業界などに応じてさまざまな業務形態がある。
: 輸出・輸入・三国間貿易など、国際的に物資を販売・流通させる。
: 物資の国内卸売業務。一部の商社では小売業にも進出している。
商社マン
『ビジネスマン』より : ビジネスマン(英:Businessman)とは、英語の原義では実業家・若しくは企業内の地位が高く事業に於いての決定権を持つ人(重役)を指すが、日本では特に営業を主とする交渉ごとに関わる会社員を指してもこう呼ぶ。古くは同じ立場にある人を指して営業マン(えいぎょう - まん)・また商社に務めている人は商社マン(しょうしゃ - まん)とも呼んだ。
なお注意すべきは、同じ立場にある女性の場合に“Businesswoman”(ビジネスウーマン)という呼称が用いられるが、海外ではアメリカ合衆国 米語俗語 スラングで街頭の売春婦をこう呼ぶケースがある他、性別を強調している事からセクシャルハラスメント 性差別と取られかねないとされる。性差を含まない呼称としては、英語では“Business person”や“Business people”というものがある。
商社金融
商社金融とは、商社・商事会社が商品の代金支払猶予期間(サイト)を通じて実質的に金融を行うことを指す。商品を売買した際の代金支払いにはいくつかの方法があり、前払いや商品引渡時支払いの場合には猶予期間は発生しないが、例えば「月末締め翌月末払い」(月末にその月の売上をまとめて請求書を発行し、翌月末までに支払ってもらうこと)の場合であれば、月初に販売した商品であれば60日支払いを猶予していることになる(例えば4月1日に販売した商品について、請求書発行が4月末、支払は5月末となるため)。月末に販売した商品については30日の猶予となるので、平均45日間貸付(与信ともいう)をしているのと同じことになる。客先の支払が約束手形 手形になる場合には、より長期にわたって与信を行うことになる。