貿易
貿易(ぼうえき)とは、ある国(またはそれに準ずる地域)と別の国(同)との間で行なわれる商品の売買のことをいう。
商品を外国に対して送り出す取引を輸出、外国から導入する取引を輸入という。
通常は、形のある商品(財貨)の取引を指すが、無形物の取引を含める場合もある(例:サービス貿易、技術貿易)。
直接貿易・間接貿易
直接貿易(直貿)とは、海外の輸入者、輸出者と直接貿易をすることをいい、間接貿易(間貿)とは商社などの仲介者を経由して貿易を行うことをいう。
加工貿易
外国から原料、材料を輸入しそれを国内で加工し製品としてそれを輸出する貿易。
委託加工貿易
貿易収支
『国際収支統計』より : 国際収支統計とは、一定期間における国(またはそれに準ずる地域)の対外経済取引(財・サービス・所得の取引、対外資産・負債の増減に関する取引、移転取引)を記録した統計である。
国際収支統計は、日本を含む世界のほとんどの国・地域において、国際通貨基金 IMF国際収支マニュアルに基づいて作成されているため、各国の経済取引関係、対外債権・債務の状況等を、比較することができる。
日本では、財務省 (日本) 財務省および日本銀行(国際局国際収支課)によって作成公表されている。
貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支から成る。
財貨の輸出入を本船甲板渡し条件 FOB価格で計上したもの。貿易統計をベースとするが、貿易統計が輸出をFOB価格、輸入を運賃・保険料込み条件 CIF価格で計上するのに対し、国際収支統計は輸出・輸入ともFOB価格で計上される。また、貿易統計が通関をもって取引を認識するのに対し、国際収支統計は所有権の移転をもって取引を認識するため、統計上の金額には違いが出る。
貿易保険
貿易保険とは、貿易や対外直接投資にかかる非常危険、信用危険を填補する保険である。
海外との取引においては、一般の海上保険でカバーされる航海危険(沈没、座礁、水濡れ、毀損、強盗、火災、不着など)のみならず、戦争、革命、内乱、テロ、相手国の輸入制限・輸入禁止・債務繰り延べ、為替取引の制限・禁止などの非常危険や、相手方の破産等による代金回収不能、相手方が外国政府である場合の一方的契約破棄等の信用危険をともなう。非常危険、信用危険はいったん発生すると支払い保険料が多額に上るため、民間の保険会社は引き受けることが困難である。このため、各国においては、貿易・投資促進政策の一環として、政府または政府機関が貿易保険制度を運営している。
貿易差額主義
『重商主義』より : 重商主義(じゅうしょうしゅぎ、mercantilism)とは、国家の産業として商業を特に重要視した経済思想および経済政策の総称。
15世紀半ばから18世紀にかけてヨーロッパで絶対主義を標榜する諸国家がとった政策である。資本主義が産業革命によって確立する以前、王権が絶対主義体制(常備軍・官僚制度)を維持するため、国富増大を目指して行われた。初期の重金主義と後期の貿易差額主義に分けることができる。チャイルド、オリバー・クロムウェル クロムウェルやジャン=バティスト・コルベール コルベールらが代表者。
いずれにも共通しているのは、「富とは金(や銀、貨幣)であり、国力の増大とはそれらの蓄積である」と言う認識であった。植民地からの搾取、他国との植民地争い、保護貿易などを加熱させたが、植民地維持のコストの増大や、国内で政権と結びついた特権商人の増加などが問題となり、自由経済思想(現代では古典派経済学と呼ばれる)の発達を促すもとになった。
貿易統計
貿易統計(ぼうえきとうけい 通関統計とも呼ばれる)は、日本の貿易についてまとめた統計。貿易の商品の種類、量、金額のほとんどを把握しているため、貿易状況を調べる上で基礎的な資料となる。
日本から輸出又は輸入された貨物について、税関を通過する際に提出された輸出申告書、積みもどし申告書、輸入申告書等、通関上の諸申告書等をもとに作成される。
:(ただし、20万円以下の少額貨物、見本品、旅客用品、駐留軍・国連軍関係貨物、博覧会・展示会・見本市等への出品の貨物、運送のための反復使用のコンテナ類等は除いてある)。
計上価格は、輸出は本船甲板渡し条件 FOB(Free On Board:本船渡し)価格、輸入は運賃・保険料込み条件 CIF(Cost Insurance and Freight:運賃・保険料込み)価格となっている。
貿易センター駅
貿易センター駅(ぼうえきセンターえき)は、神戸市中央区 (神戸市) 中央区にある神戸新交通ポートアイランド線の鉄道駅 駅。駅番号はP02。
国道2号の真上に作られた高架駅である。プラットホームは島式1面2線。
のりば
神戸商工貿易センタービル
サンボーホール
磯上公園
神戸レガッタアンドアスレチッククラブ
神戸税関
旧国立生糸検査所
旧神戸市立生糸検査所
新港貿易会館
東遊園地
1981年2月5日 開業
:ポートアイランド線
::快速
貿易理論
貿易理論(ぼうえきりろん)は国家間の経済活動をミクロ経済学を使い分析する経済学の分野である。国際経済学と近接する分野である。略称として貿易論と呼ばれる事が多々あり一般的に「貿易論」と呼ばれることも多い。
比較優位概念を生み出した、二国間貿易経済に焦点を当てたリカードモデルが第一の理論である。次に、生産要素の集約性に注目したヘクシャー・オリーンの定理が第二の理論である。さらにリプチンスキー定理やストルパー・サミュエルソンの定理などがある。クルーグマンとヘルプマンが創設した新貿易理論も有力な説の一つとなっている。
貿易理論を研究する経済学者は経済政策提言や論争に昔から最も深く関わってきた一団である。それはリカードからの伝統であり現代でも踏襲されているのはバグワティやクルーグマンを見れば一見である。貿易という問題自体が国家間や人々にとって論争になり易いという側面も深く関わっている。
貿易風
貿易風(ぼうえきふう)は亜熱帯高圧帯から、赤道低圧帯へ恒常的に吹く東よりの風のこと。かつて貿易のために帆船がこの風を利用して海を渡ったことに由来してこう呼ばれ、熱帯東風、恒信風と呼ばれる事もある。
赤道付近で上昇気流が生じるために、ここに南北から吹き込む気流である。そのため北半球では北風、南半球では南風だが、地球の自転によるコリオリの力の影響を受け、それにより北半球では北東貿易風、南半球では南東貿易風となる。
高さは8~10kmで、2~3kmの高度を境に二層に分かれる。
上層は高温で乾燥しており、下層は低温で湿っている。
エルニーニョが発生すると貿易風は弱まり、異常気象の原因となる。
貿易センタービル
『ワールド・トレード・センター (曖昧さ回避)』より : ワールド・トレード・センターまたは世界貿易センター (World Trade Center, WTC)
ワールドトレードセンター連合 (WTCA) の会員団体、またはその運営する施設・建物。
ワールドトレードセンター (ニューヨーク) (World Trade Center)
世界貿易センタービル (東京) (World Trade Center Building / World Trade Center Tokyo)
*世界貿易センタービルディングは、その管理会社。
大阪ワールドトレードセンタービルディング (Osaka World Trade Center Building)
*WTCオープンエアスタジアムは、その敷地内の公共広場。
上海国際貿易中心 (World Trade Center Shanghai) - 上海市長寧区参照。
世界貿易センター・サッポロ。札幌国際プラザの子法人。現在は退会。
貿易摩擦
貿易摩擦(ぼうえきまさつ)とは、特定国に対する輸出・輸入の極端な偏りから起きる問題。ただし、現実に摩擦が発生しているかどうかは主観の問題であり、政治的要素が大きい。
日本の場合、1970年代以降日本車の海外輸出が盛んになりその影響でアメリカ合衆国の自動車産業に影響を与えるほどになったため政治問題になり、一部のアメリカの労働者が日本車を破壊するパフォーマンスをして抗議した。その後日本の自動車産業は輸出よりも現地の雇用に悪影響を与えにくい海外現地生産に主力をおくようになる。
日米スパコン貿易摩擦
貿易 ほうえきまさつ